HOPEのポテンシャイン

都内の働きウーマン30代。「仕事・キャリア」「自己啓発」「お出かけ・旅行」「ソロ活」が多めの雑記が中心。キャリコン勉強中。パラキャリが目標。

《ビジネス書評》しょぼい起業で生きていく(えらいてんちょう・イースト・プレス)の感想:会社員にしがみつかなくても良い

しょぼい起業で生きていく
えらいてんちょう・株式会社イースト・プレス

はい。輝きある可能性をお届けするHOPE(@poteshine)です。

今回の書評は、えらいてんちょうさんの「しょぼい起業で生きていく」です。

1.本を読んだきっかけ

Twitterでこちらの本を知りました。

もともと起業について興味があり、「しょぼい」とはなんぞや!?と思って、読むことにしました。

2.著者

えらいてんちょう

ja.wikipedia.org
大学時代に起業をし、「リサイクルショップ」や「バー」などを経営されてきました。

現在は、コンサルタントを中心に、宗教系You tuberとしても活躍されています。
https://www.youtube.com/channel/UC8sqFN_BPTa-m0sO_mpnVhgwww.youtube.com

3.本の構成

  • はじめに
  • 第1章 もう、嫌な仕事をするのはやめよう
  • 第2章 「しょぼい起業」をはじめてみよう
  • 第3章 「しょぼい店舗」を開いてみよう
  • 第4章 「協力者」を集めよう
  • 第5章 しょぼい店舗を流行らせよう
  • 第6章 「しょぼい起業」実例集
  • pha×えらいてんちょう対談 「お金」に執着しない生き方
  • 借金玉氏×えらいてんちょう対談 草むしりから始めるしょぼい起業

タイトルの通り、起業について書かれています。が、その起業の経緯や考え方について学べ、今までの起業の対するイメージを変えてくれるのではないでしょうか?

特に会社員で、毎日息苦し~いと感じている人にも視野が広がるきっかけをくれる1冊です。

4.オススメの理由

起業に対する概念が変わります。

やっぱり「事業計画書」作成しなきゃいけないの?
銀行から「融資」してもらはなきゃ、資金不足!?
人手不足だし、はじめから「人材採用」しておかないと!

そんな心配はいりません。

個人の力で生き抜いていくことが求められつつあるからこそ、

「これならできるかもしれない」
「ちょっと、やってみようかしら」

と思わせてくれる良書です。

5.印象的なフレーズ

ふだんから、友好的な関係を築いていれば、「ああ、それくらいのことな俺がやるよ」という協力者は現れます。

前にテレビで見た有名な新宿ゴールデン街にある居酒屋のお話。

マスターが体調不良で、今日は営業ができないかな?というところに救世主あり。
顔馴染みの常連さんが、キッチンでマスターの代わりに営業することになりました。

まさに、お客様がお客様をもてなすのですwww


そこには、単純に居酒屋で飲みたい!!という価値観だけでなく、

●常連さんはもちろん、その居酒屋というコミュニティに居場所を感じている
●日ごろお世話になっているマスターの力になってあげよう

そんな、長屋に住んでいた古き良き日本文化みたいな気持ちがあるのではないでしょうか。

その狭い狭い空間に必死でしがみつかなくても生きていけるということ。明日の保証が何もないとしても、なんとなく人と繋がっていれば何となく生きていけそうだなあと思えること。先のことは全くわからないけど、こんな生き方があると知れて良かった。

店員 おりんさんの言葉です。
過去に辛い経験があったおりんさんの、本音が見えます。

今、会社員生活などで「辛い」と思っている方に勇気を与えてくれますね。

私もそうですが、しがみつかなくていいんだなと。

6.この本を読んでみた感想

日本の王道として、

大学卒業 → 一流企業のサラリーマン
という構図に縛られる必要はないということです。


もちろん、雇用が保障される可能性は高いので、自分がやりたい仕事を素晴らしい仲間とともに、携わっていられるならば、最強の働き方かもしれません。

しかし毎日、

・満員電車
・上司からの罵声
・急なリストラ
・なぜか減らない残業
・玉突き人事での興味のない仕事

など会社員だからこそ、避けられない苦悩に直面することもあります。
(私も経験では、9割方これです・・・)

あまりにもストレスを感じ、人生を暗く過ごすくらいなら、いっそ生活レベルを落としてでも、「しょぼい起業」に挑戦する価値はあると思いました。

結局、自分が何を大切にしたいかという価値観と、それに踏み切れるかという覚悟が必要でしょうね。

7.この本は、こんな人にオススメ

- 最近の起業あるあるを知りたい方
- 個人を生かしたチャレンジをしたい方
- 会社員で、一国一城の主になりたい方
- 社会からの疎外感がハンパない方

しょぼい起業で生きていく

しょぼい起業で生きていく

8.やってみようと思うこと

バーエデンに行く@池袋

twitter.com

今では大好評で、全国に加盟店が増えつつある
日々、バーテンが変わり、イベント内容も多彩。

人種のるつぼかもね。

仕事とは違って自分自身の気づきや、パラレルキャリアのヒントにもなるかなって思っています。

池袋とはいえ、最寄り駅である東京メトロ有楽町線要町駅」から歩いたほうがよいでしょう。

お店をやる

とっても、平日は会社員をしているので、まずは「バーエデン」さんのような、1日お店に立てる仕組みのところでトライしてみたいなと。

次のステップとして、週に1日だけでお店をオープンしてみたいですね。
自分名義で、がっつり物件を借りることはあまり現実的ではないので、間借りスペースや、二毛作的なスペースで営業できる物件があれば良いなーと。

物件ってどう探したら良いのだろうか。。。まだ、情報収集不足です。


HOPE@大丈夫。自分の生きやすい方法で生きていける