【通学3日目 】日本マンパワー キャリアコンサルタント養成講座のスクーリング<記録と感想>
はい。輝きある可能性をお届けするHOPE(@poteshine)です。
前回に引き続き、3日目のスクーリングについて、その記録と感想を書きます。
前回2日目はこちら。
hope-poteshine.hatenablog.com
テキスト
全6冊あります。
- テキスト1:キャリアコンサルティングの社会的意義
- テキスト2:カウンセリングに関する理論
- テキスト3:キャリアカウンセリングに関する理論
- テキスト4:アセスメント/メンタルヘルス
- テキスト5:キャリアコンサルティングのに必要なスキル
- テキスト6:労務管理論/労働法規
3日目はテキスト5を使用しました。その他、スクーリングレジュメや実習プリントも使用しました。
受講生
クラス全体を通して、振り替えをしている人が多い印象です。
私のグループは、1人違うコースの方がいました。
●会社で社員育成に携わっている
●大学職員でキャリアセンターで働いている
●キャリコンを受けたことがあって興味がある
●退職後のセカンドキャリアについて考え始めている
といった多種多様さがあります。
具体的な内容
3日目のカリキュラムです。
- キャリアコンサルティングを行うために必要な技能
└マイクロ技法(2)基本的傾聴の連鎖(続き)
└マイクロ技法(3)5段階の面接構造
└マイクロ技法(4)対決
└マイクロ技法(5)焦点のあて方
└マイクロ技法(6)意味の反映
└マイクロ技法(7)積極技法
感情に触れるワーク
通常のビジネス上では、ないがしろにされがちな感情。
クライエントの1つ1つの出来事の裏には、必ず感情が伴っています。
この感情をスルーしないように、日頃から感情を察知できるよう感性を高めておく必要があるなと思いました。
ロールプレイ①について
キャリアコンサルタントの技法として、「はげまし」→「いいかえ」→「要約」を用いたロールプレイを実施。
このような技法・スキルは大切ではあるけども、最も重要なのは、キャリアコンサルタントとしての心構えなのだと学びました。
心構えといった根底がなければ、クライエントから経験を聞く傾聴ができないからです。
仕事をしていると、「確かに!」というフレーズを言いがちですが、これは同調してしまっていることになります。キャリアコンサルタント自身が判断をくだしていることになります。
その人個人のこと・個人の経験を聞き出すことが何よりも重要です。
ロールプレイ②(サークル・オブ・ライフ)について
事前宿題であった、「サークル・オブ・ライフ」のロールプレイがありました。
サークル・オブ・ライフとは、今までの人生を振り返り、印象に残った出来事と、その時に感じ・考えたことを描くものです。
誕生から現在までを描くため、自分の人生を棚卸しするワークとなります。
これを記入するだけで、自分のキャリアの連続性について、気づきを得ることができたと仰っている方がいました。
私がロールプレイをした結果、気づいたこと2点。
気づき1(質問する難しさ)
クライエント固有の経験を再現するため、キャリアコンサルタント役として質問をしていきます。
クライエントの自己概念が分かるような質問をしていかないと、単なる出来事のヒアリングに留まってしまいます。
毎度のことですが、クライエントが「どのような経験をしたか」、「その経験をどう感じ、考えたか」を傾聴する必要があります。
気づき2(様々なクライエントの存在)
オープンで社交的なクライエントですと、質問をせずとも色々と喋ってくれる場合があります。
また、内省が進んでいるクライエントは、”はげまし”だけで、そのクライエントの価値観を知ることができます。
一方、外側の出来事だけを延々と話し続けるクライエントもいます。
丁寧にクライエントとの信頼関係を構築し、「クライエント固有の経験」を語ってもらうように努めたいです。
さて、次回は、いよいよ「逐語録」を作る長いロールプレイがあります。
録音をして、振り返ることになりますので、今からとても緊張しています。
HOPE