【感想】フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』占う男と占われる女
はい。輝きある可能性をお届けするHOPE(@poteshine)です。
ほとんどテレビを見ない私が好きな、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』。
今回は、「占う男と占われる女」と題し、人は占いで幸せになれるのか、というナレーションが気になりましたので、感想を書きます。
占い師 木下レオンさんとは
今回登場したのは、“目力”が強烈な占い師 木下レオンさん。
芸能人も通っているとのことで、2015年頃にはテレビにも多数出演されていたようです。
【気になったフレーズ】
自信があります。ブレてたら占いはできない。
ブレないために、仏道にも入られたようです。
なお、他人の恋愛相談にのるものの、ご自身はバツイチです。離婚すると占いに出ていたものの、あえて挑戦してみた結果、やはり離婚してしまったということらしいです。
悩みを抱える女性2名(27歳)が登場
シングルマザー
自身の恋愛(再婚)や、お子さんの芸能活動について、占ってもらっていました。
【印象】
とにかく定期的に占いをしてもらい、判断を委ねているようにうつりました。
なかなか友人には相談できない内容でもありますが、もはや自分で決められない依存ゾーンに入っているようにも見受けられました。
タイに海外移住を決めたネットビジネス女性
なんの縁もないタイに、方角の良さから海外移住を決めています。起業してネットビジネスをしているため、パソコン1台あればどこでも仕事ができます。
タイへ移住後も、レオンさんから「タイよりも、もっと良い国が見つかる」とのアドバイスを受け、新しい海外移住先を模索されるようです。
現在は、タイで楽しく生活されているようでした。
【印象】
いい意味ですごく自由な方だなという印象を持ちました。ちょっと羨ましいかもです。
どちらの方も27歳で、まだまだ人生のリカバリーがきく年齢です。
ただし、「自立」という点から見たときに、もう少し自分の頭で考えることができるのではないかと思いました。
占いに求めるもの
2人の女性を見ていると、占いで
「答え合わせしたい」
「決めてほしい」
「どこか依存したい」
こんな部分が垣間見えます。
日本には、相談する『場所』・相談できる『人』が欠如しています。
気軽に相談できる環境がないからこそ、占いが相談場所として機能しているのかもしれません。
そして、占いは希望をもたらしてくれるのかもしれません。
実は、私も占いに行ったことがあります。手相占い、霊視(四柱推命)です。
仕事について悩んでおり、相談をしたかったのです。
自分の頭の中だけで考えるには、悶々としてしまっていたため、
「中立的な立場で、誰かに聞いて欲しかった」
「解決するために自分の選択が正しいか知りたかった」という気持ちがありました。
その後は、占いに行っていません。。。
占いのこれから
今後日本は、ますます『孤独化』が進みます。
身近に相談できる人がいないため、お金を払ってでも誰かに相談したいという二ーズはますます増えると思います。
占いによって、人が前向きになり、行動に移せるようになるなら、大いに有益かと思います。
ただし、最終的に今後の人生の選択を決めるのは自分自身であり、当たっても外れても、自己責任となります。
そこさえ認識を間違わなければ、活用の余地はあるかと思います。
人は弱い生き物なので、ときに自分で判断ができなくなってしまうことがあります。占いは、人の人生を大きく左右するものです。
電話相談など流行っていますが、儲かるからという安易な理由だけで、占いが商売として大々的に取り扱われるのは、賛成できません。
相談者の心のスキマに漬け込んでいるように見えてしまうからです。
ですから、日本も欧米のように、カウンセラーの認知度や利用環境が改善し、カウンセラーの活用が進んで相談しやすい状況になることを願っています。
HOPE