HOPEのポテンシャイン

都内の働きウーマン30代。「仕事・キャリア」「自己啓発」「お出かけ・旅行」「ソロ活」が多めの雑記が中心。キャリコン勉強中。パラキャリが目標。

【実体験】30代でも異業種に転職成功した秘訣!今だからこそ出版社で求められるニーズをお教えします

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はい。輝きある可能性をお届けするHOPE(@poteshine)です。

わたしは、30代でまったくの異業種となるビジネス系出版社に入社しました。といいましても、出版社を目指していたわけではありません。偶然にも、募集職種が自分の職務経験と一致した部分があったため、ポンポンと面接に合格し、入社に至ったのです。

一般的に出版社は採用人数が少なく、「入社したい!」と思っても、簡単には入社できない業界だと言われています。

しかし、今の時代は入社するチャンスがやってきていると断言します!

出版社の現状

まずは、出版社の現状です。
www.nikkei.com

市場規模は、14年連続してマイナス。お世辞にも良い業界とは言えず、まさに斜陽産業。デジタル化の渦中で激動のさなかにあります。

ただ、厳しい状況だからこそ、現状に甘んじず新しいことに取り組める可能性、取り組まなければならない醍醐味があると思っています。実際に、私がエントリーした職種は、The王道の本の出版ではなく、企業に対してソリューションを提供するBtoB業務でした。

実は、出版社は様々な事業に着手しているのです。

求められている社員(ビジネス系出版を想定)

年代

仕事を一人前に回せる20代後半〜30代前半は重宝されます。出版社は中小規模の企業が多いため、手取り足取り教育する余裕がないからです。

経験・スキル

デジタル人材

時代の流れとして、オンラインやインターネットは避けられず、デジタルに対応できる人材が、もっとも求められています。

出版不況のなか、書籍売上が減少しているのに対して、伸びているのは電子書籍です。もはや紙媒体だけではなく、パソコン・スマホなど様々な情報手段が当たり前となり、複数のメディアをミックスして企画提案するクロスメディア対応が必須となっています。

しかし、紙に染まったベテラン社員には対応できず、残念ながらプロパー社員も対応が難しい状況です。従って、デジタル人材を転職市場で採用するのが、もっとも効率的なのです。

企業の課題解決型人材

私が採用されたパターンです。上記「クロスメディア」対応を図るためには、そもそもクライアントのヒアリングを通じ、課題発見の上、ソリューション提案することが必要です。

私は、ウェブ業界にいたデジタル人間ではありませんが、様々な業種の企業に向けた課題解決支援の仕事をしていたことが採用のアドバンテージになりました。

BtoBの法人営業やコンサル系の業務経験がある方には、チャンスが巡ってきていると言えます。出版業界は、広告やカスタム出版など、無形物を商材にしていることが多いため、無形物を扱ったBtoB経験はアピールポイントになります。

こんな面白い記事がありましたので、ご参考まで。
www.businessinsider.jp

転職成功した秘訣(私見

転職活動では、一般企業も多数受けました。その中で、出版社が独特だと感じた部分に焦点をあてて書きます。

履歴書・職務経歴書

一般企業では、市販の用紙に記載すれば良いので使い回しが可能です。今回は、必要に応じて自由フォーマットで書くように指示されました。ということは、他のライバルと差別化するために、工夫をしようと思いました。

広告代理店ではないので、あくまで「相手が見やすいフォーマット」で、「キャッチーな小見出しを付ける」などして、スパイスを効かせるよう注意しました。

また、いくつか指定された質問事項がありました。

・好きな本とその理由
・最近、感動したこと

など、新卒時には聞かれそうだけど、大の大人が今さら聞かれないであろう質問です。これらを題材に、面接が進められました。

面接

出版社の記者は、個人プレーの気質が強く、個性的な方がいらっしゃいます。面接がまるでインタビューのようで、「自分個人をかなり深掘り」された印象。人となりを見ている感じですね。

・自分の趣味嗜好
・なぜその行動を取ったのか
・そのとき、どう考えていたのか

など、日頃から内省していないと答えづらい質問ばかりでした。

自己分析は必ずやりましょう!
hope-poteshine.hatenablog.com

採用状況

随時更新されている、まとめサイトがありましたのでお知らせします。
www.syuppansaiyo.net


以上、ひょんなことからご縁があるかもしれません。
募集要項を見て自分の経験が少しでも生かせそうだと思われたら、是非ともエントリーしてみてください!


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